永久脱毛を考えている人にとって、異なるタイプの永久脱毛のメリットとデメリットを、永久脱毛を始める前に知っておくことはとても重要です。
このことを良く知らなかったために、「時間とお金を無駄にした」ということがないように、このページでしっかりと確認をしておくと良いでしょう。
永久脱毛は、「レーザー脱毛」と「ニードル脱毛(電気針脱毛)」に大別されます。それぞれのメリットとデメリットを十分に理解しておきましょう。
レーザー脱毛のメリット
レーザー脱毛のメリットは、以下の通りです。処理時間の短さや費用の安さなどにより、永久脱毛をした多くの人が、このレーザー脱毛を選んでいます。
・処理時間の短さ
レーザー脱毛の照射面の大きさ毎に一度に脱毛処理をすることができるので、短時間で終わることができます。両脇の腋毛の処理であれば、10分ほどというのが多いのではないでしょうか。
・費用の安さ
1本ずつ脱毛処理するニードル脱毛と比較すると、格段に料金が安くなります。
・痛みが少ない
レーザー脱毛の痛さは、輪ゴムで肌をはじいたような痛さに例えられることが多いのですが、電気絶縁針を刺すニードル脱毛より、痛さが少ないのが特長です。
・毛を伸ばす必要がない
レーザーは黒い色に反応して毛根の組織を壊すことになるので、剃刀で剃ったような状態でもレーザー脱毛をすることができます。そのため、脱毛処理前に毛を伸ばしておく必要がないのです。ノースリーブなどを着る機会の多い夏などにはうれしいですね。
レーザー脱毛のデメリット
レーザー脱毛は、メリットだけではなく、デメリットもあります。
・日焼けした肌には脱毛処理ができない
黒い色に反応して毛根を焼くレーザー脱毛は、日焼けした肌にも反応し、火傷を引き起こす可能性が高くなります。日焼けばかりではなく、色素沈着した肌やホクロも同様に脱毛処理をすることができない場合があります。
・産毛や白髪の場合にも脱毛処理できない
黒い色に反応するというレーザーの特性を利用して永久脱毛をするレーザー脱毛の場合、黒い濃さが不十分である産毛や白髪に反応しない場合があります。
・成長期の毛でないと脱毛処理できない
毛には成長サイクルがあり、毛が抜け落ちた状態である休止期の毛根の組織を壊すことはできません。毛が成長期に入り、黒い色がしっかりと確認できるようにならなければレーザーで脱毛処理をすることができないのです。
ニードル脱毛のメリット
上記のように、レーザー脱毛で永久脱毛処理を出来ない時には、ニードル脱毛によって永久脱毛をすることができる場合があります。
- 日焼けや色素沈着した肌にも脱毛処理をすることができる
- 黒さが不十分な産毛や白髪でも脱毛処理をすることができる
- 毛が成長期でなくとも脱毛処理をすることができる
これらのように、レーザー脱毛のデメリットになっていることを、カバーして永久脱毛処理をすることができるのがニードル脱毛の特長です。
一方、ニードル脱毛にもデメリットがあります。
ニードル脱毛のデメリット
ニードル脱毛のデメリットは、以下の通りです。
・痛さが強い
電気絶縁針を刺して脱毛処理をするので、かなりの痛さがあります。
・脱毛処理時間がかかる
1本ずつ脱毛処理をするので、脱毛処理に長い時間がかかります。
・料金が高くなる
1本ずつ脱毛処理するため、手間がかかり、比例してレーザー脱毛よりも料金が高くなります。
・毛を伸ばしておく必要がある
毛の位置を確認しながら脱毛処理をするので、事前に毛を伸ばしておく必要があります。
以上のように、レーザー脱毛とニードル脱毛(電気針脱毛)には、それぞれに特徴があるため、これらのことしっかりと理解しながら、自分にあった永久脱毛の方法に、多くの症例数がある医療機関やエステを選んだ方がトラブルになりにくいでしょう。
あなたには、どちらのタイプの永久脱毛が合っていそうでしょうか。
レーザー脱毛の場合には、医療レーザー脱毛、フラッシュ脱毛、IPL脱毛等に細分化することもできるため、さらに詳しく調べてみると良いのではないでしょうか。
あなたの肌が早くスベスベになりますように!